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4.0
ヒロインが消え去った後のヒーローの苦悩と渇望を、あれこれと思い巡らすことのできる行間がある。
もう一度失ったら耐えられないと、おこしてしまう心の防御反応が切なくももどかしい。
恋が実った幸せだった日々が短くも濃密だったからか、１４年経った今も同じ人を想い続けている。その希少さが心をくすぐります。
「声」がもう一度ヒロインを異世界へ飛ばした確たる理由が見当たらない。
また、ヒーローがヒロインと再び強く結ばれるターニングポイントについて、ヒーローの心が大きく揺さぶられる衝撃や焦燥感ある出来事がもう少しはっきりと必要なように思われて、星一つマイナスにしました。
3
5.0
どんなにお互い愛し合っていても、10年以上も離れていれば再会した途端にラブラブにはなれませんよね。
時間のブランク(二人の間で時間の流れが違ったのも含めて)、お互い変わってしまった立場、なにより相手との信頼関係を修復していく過程が丁寧に描写されていて、本当に二人には幸せになって欲しいと願いながら最後まで一気に読んでしまいました。
異世界トリップものですが、本来なら本編的な部分が全部終わったところから物語が始まるのも斬新で面白かったです。
1
5.0
最初、普通の異世界モノかと思ったのですが、よくある異世界で恋に落ち…という部分は過去の話で、前編があるのかと探したけどない。
その辺りの話はポツリポツリと明かされていくので、話が見えてくるまではまどろっこしく感じました。
でも、お互いを強く想い合う姿にあっという間に虜になってしまいました！
あんなに愛し愛されるなんて、素敵すぎます。
2人がどのようにして惹かれていったのか、そのあたりのエピソードももっと詳しく知りたくなりました。
0
5.0
一途な気持ちがとても伝わる純愛。
お互いがお互いをとても大切に思っている。
でも、世界がちがうこと、時の流れ、すれ違いから引き裂かれる二人。
その苦難の末にできた、大きな闇、溝。
それでもお互いを想わずにはいられない。
でも、二人を隔ててしまった末に失ったものはあまりに大きくて・・・。
純愛です。
読んで損はないと思います。
ルクロフの最後の独白がとても好きです。
何度も読み返してしまうくらい、好きです。
この話の前の過去のお話も、是非読んでみたいです。
0
4.0
ヒーローの失うのが痛すぎるから、手に入れたくない気持凄くわかる！
親友の騎士も自分のせいで失っているし
ボロボロですよね。そこでヒロイン登場
ヒロインが若いままのせいか、わがまま過ぎませんかね。
ヒロインの思うままに、帰って祖母を看取ってまたヒーローの元に戻って愛されて。
なのに愛してるって言って！って泣いて。
お前！ヒーローの失くしたモノと長い年月をわかってんのか？と思いました。
ヒロインの魅力が今ひとつでした。
ヒーローはよかった。
0
4.0
それぞれの罪悪感から葛藤や素直になれない思いがすれ違いを生んでしまい最初は読んでいて悲しくなりましたが、思いが通じあってからはラブラブでとても楽しく読めました☆
辛いことがあったぶんいつまでも幸せに暮らしてほしいなと思います！
1
4.0
作者さんのファンなので購入。命がけで闘う中で結ばれた2人のその後、から話が始まります。公爵の千鶴への狂おしいほどの愛情と深い心の闇が存分に描かれています。
愛の形ってこうなることもあるかも。
0
4.0
背景描写がもう少し詳しくと思います。ヒーローの寡黙ななかにヒロインに対しての熱い思い、登場人物の2人を見守る姿は良い感じです。
深みに欠けるかなと思い、⭐️ひとつ減らしました。
0
4.0
ファンジー物なのかなと思っていたら、あまりそういう要素はない感じでした。
ヒロインのヒーローを想う一途な感じが良かったかなと思います。
1
5.0
異世界トリップものですが、飛んで冒険してではなく異世界トリップのために出会い、また引き裂かれ、再開した二人の愛を再構築してゆく話し。
ヒロインと再会して、孤独に傷つきのたうち回ったヒーローが愛に再生してゆく激しい切ないお話です
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