2.0
これでは反抗期の息子だろ。
作家さん買いで、オメガバースの世界観を知らない者にも丁寧な本編とスピンオフだと思う。
シャープな絵柄で見易いし話の内容が差別や格差に対して皮肉っている。
主人公はひねくれていて可愛いげがないのは出生だとしても、好かれる努力を周囲にしていないのに捨てられるのが怖いとかは、性格的に破綻していて一貫性がない。
読み手側からは主人公の内面的な表現の揺れを描くとしても彼の頑なさの意味を納得出来るだけの物にしないと母親に反抗期の少年と言う感じが確立されてしまうので注意して欲しい。
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