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5.0
確か昔、この漫画を元にしたと思われる昼ドラを観た記憶があり、とても面白かったのに最初の方しか見られず長年続きが気になっており、ふとこちらの原作を見つけ読み始めました。
まだ半分にも満たない段階ですが大変面白く、ポイント加算日が待ち遠しいです。
戦後の混乱期が舞台ということもあり、物語に起伏があり、飽きさせません。
2人の美しい双子の少女が主人公との事で、外見の似通った2人だからこそ訪れる苦難の数々…
これから起こるであろう恋愛や人生の岐路で2人がどの様な選択をしていくのか、それによって2人のお互いへの揺るぎない親愛がどの様に変化していくのか…主人公達の心模様にも期待していきたいです。
10
2.0
絵はキレイだけど、ストーリーがドロドロ過ぎます。
別のサイトの口コミでは澪の旦那で有り真帆と長年不倫していた政志が叩かれているけど、私は個人的に澪にムカつきます！
元はと言えば澪のせいで真帆が子供産めなくなったのに、真帆が旦那と不倫したら憎んだり旦那の弟と関係を持ってその子を産んだり。澪を見てると「被害者面するな！」ですよ！真帆は子供産みたくても産めないのに！真帆の人生返せ！ですよ。
一番可哀想なのは子供だから。澪も政志も自分等の言動が子供たちに悪影響与えてるの分からない？ですよ。
9
5.0
軽い気持ちで無料から読み始めましたが、すっかりハマってしまい、課金課金で一気に最後まで読みました。
ハラハラする展開。個人的には祐輔さんと澪が結ばれて幸雄くんが生まれたのが嬉しかったです。
でも少し思ったのは、皆こんなに過去の恋人に執着するものかなぁと。
特に良い思い出ばかりでない過去の恋人と再開した所で、あんなに胸を痛めるほど悩むものなのかなぁと思いました。
最後は沢山のモヤモヤも一つ一つ解決してすっきり。
もっと番外編で皆のその後を読みたい気持ちになりましたが、読んでいる数日間かなり楽しめました。
読む出会いがあり良かったと思える作品です。
3
5.0
華やかで愛らしい物語を思わせるタイトルですが、実際は、大海原を果敢にわたる船のような物語です。
時は戦後の混乱期。
何もかもを失い、食べるもの、着るものを必死に求めた時代から始まります。
わずか17歳にして、子どもを産めない身体になってしまった双子の姉、真帆。
身を切られる思いをし、金沢へ旅立ち、加賀友禅の職人の門をたたきます。
一方、和裁で生計を立てていた妹の澪は、呉服屋へ嫁入りし、若女将として研さんを積みます。
女性の地位の低い時代ですから、生活のために身を売らざるを得なかったり、ふたりの母親のように、富豪の愛人になる女性も珍しくありませんでした。
そして、ふたりを翻弄する男性の存在……。
しかし、度重なる運命の中でも、決して生きることをあきらめません。
「真帆」「澪」はふたりの父親が付けてくれた名前。
まさにその名前のように、荒波の中を、力強く、賢く美しく生きる姿に感動させられました。
星５つの評価をさせていただきます。
3
5.0
無料話が多かったので試しに読んでみ〜よう！くらいの軽い気持ちで読み始めたのですが…
どっぷりとハマってしまいました‼️
ストーリーは〝ザ・メロドラマ〟です。
昔の昼ドラみたいな悲劇のヒロインである主人公の真帆の想いに切なくなったり、主人公の母親に嫌悪を感じて…でも戦後の時代を女手ひとつで生きていくには仕方ないか…などと感情移入中です。苦笑
次はどうなるの？と気になってしまって、気づいたら無料話を超えて読み進めてました。
話数が多いので、まだ最終話に辿り着いていませんが読破します。
2
5.0
激動の時代に翻弄されながらも生き抜いていく双子の姉妹の物語です。ドラマ化もされました。ドラマは双子ではない姉妹女優が双子を演じていたので（少女時代は双子の姉妹女優）多少違和感もありましたが、こちらも悪くはなかったので機会があれば観て欲しいと思います。やはり漫画の方がストレートに伝わってくるものがあると私は思います。懐かしいので再度読んでみたいと思いました。大作で読後感も清々しさを感じるストーリーです。
1
5.0
懐かしさに駆られて一気読みしちゃいました。
本当に、その立場に立ってみた人にしかわからないんじゃないかと思う深い深い心の奥をココまで描き表せる先生って、さぞや色々な恋を経験をされた方なのかしらと思って読ませて頂きました。男と女って時代に関係ないんだなと本当につくづく感じさせられます。
60代の若さでこの世を去られた先生の作品はこれからも長く長く読み継がれて行く事でしょう。
ご冥福をお祈りします。
1
4.0
人は皆、長く人生が続いたとしても、たぶんそれが終わる時、あっという間に感じるんじゃないだろうかと、想像してみたりします。
この作品も長編ですが、読後はその長さを感じさせないものでした。
どんな航海も２人で乗り越えて欲しいと、父が名づけた美しい双子姉妹の真帆と澪の、戦後から初老までの波乱を描いています。
姉妹を大切に思えばこその行動で２人の明暗が分かれ、苦しく長い年月を重ねます。
お互いの様々な心情から、疎遠になっていきますが、同じ男性を愛し、その男性もどちらも手離さないから、姉は愛人の向こうに、妹は夫の向こうに、常に存在を感じ苦悩します。
自分の分身の様な大切な双子だからこその葛藤が丁寧に表現されています。
それにしても本当、美人双子姉妹を翻弄させるこの男性は酷い。
どちらか１人だけでも贅沢やろ！と。
津雲先生お得意の駄目男の中でもトップクラスです。
主要人物が和服関係を生業とするので、綺麗なお着物がたくさん出てきます。
この悲しいお話の、ささやかな癒しです。
津雲先生も生前、和服を愛用されてたらしいのでご本人も楽しく描かれたそうです。
1
4.0
まだ38話くらいしか読んでいませんが、過去の不幸な悲劇が幾重にも絡んでストーリーの伏線になっていて、飽きさせません。ついついポイントプラスして読んでしまいます。
自分を振った本当の理由を将士が知った後にその真帆が東京に戻ってきたり、澪の哀しみや奮闘ぶりを間近で見つめている義弟がいたり、先が読める部分も散見されながらも、その予想を上回る容赦ない展開に何度も驚かされます。
個人的には澪のお姑さんの性格が好きです。厳しいけれど、お嫁さんをちゃんと愛情を持って大切にしているところが素敵です。
1
5.0
アメリカに敗戦した日本の戦後時代、美しく無垢な双子少女に様々な困難が訪れ、双子という格差がない状態だったのに、大きな格差がうまれ、そこに葛藤が生まれるという、波乱万丈のストーリーです。
道徳心がない人間の欲望は、貧困の差や、境遇の差で、段々と醜くなるという、恐ろしいものを感じて、気持ちが揺さぶられました。
結末が気になるので、ポイントがある時に読み続けたいと思います。
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