5.0
軽いようで深い文章でした
タイトルも主人公の語り口調も、基本的にはとても軽いのですが、時々真面目な展開が来ます。その時の文章はとても深くて、それまでの軽さとのギャップが私的には調度いい感じでした。
ヒロインは、必要に迫られた結果の現実主義者で、エロ大国日本出身(本人曰く)ならではの知識を駆使してご主人を翻弄するくせに本人は処女で、何だかんだでたくましく生き延びながらも心に深い傷を抱えていると言う、他ではあまりお目にかかれないタイプでしたが、その前向きなキャラにはとても好感が持てました。
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