RAINBOW 二舎六房の七人

みんなのレビュー

1. 3.0

   2020/07/23 2:15

   ネタバレ レビューを表示する

   少年院ではじめて
   仲間と呼べる存在に出会えた、
   少年たちによる友情の話です。
   
   時代は戦後。
   
   同室でみんなのアニキ分となる
   アンチャンの男気、強さと優しさ。
   
   いい奴なスッポン。
   
   中でもこの二人、特に好きになりました。
   
   劣悪な環境にいても
   仲間のためならば
   自分が引き換えに危険な目にあっても、助けようとする。
   
   むしろ
   看守や医者など
   周りの大人たちの方がよっぽど凶悪。
   牢屋に入るべきは逆にこっちでは…と感じた。

   by ツツピィー

   • 5

2. 4.0

   2024/04/16 12:03 NEW

   悲しいけど応援したくなる

   だいぶ昔の時代が舞台だから、つまんないかなぁと思ったけど、読んでいくうちに、主人公たちを応援したくなって、どんどんハマっていった。
   
   理不尽なことばかりの中で、仲間と希望を見つけて毎日を一生懸命生きる姿が胸にささります。

   by kororan

   • 0

3. 5.0

   2024/04/11 13:59

   逆広告詐欺

   広告で流れてきた内容とは違う、考えさせられるお話だとおもいました。あの広告でつられた人はガッカリするかもしれないけれど、私はこのお話に出会えてよかったとおもいます。戦後の日本で日本で本当にこんなことがあったかはわからないけれど、無くはないお話で、懸命に生きようとする少年たちに強くなって欲しいと願うばかりです。

   by めめめのめっぺ

   • 0

4. 5.0

   2024/02/19 21:43

   まだ途中

   ネタバレ レビューを表示する

   まだ途中までしか読んでいませんが、いろんな罪を犯したり悪い大人のせいで罪を着せられたりした子たちの話。暴力的なシーンが多いので苦手な方はやめておいた方がいいかも。書き込みがすごくて白いところが少ない、味のある引き込まれる絵です。裏切ったら助けたり美しい少年たちの心に引き換え、漫画とわかっていても腹が立つドロッドロの汚い大人たちの描写がすごいです。

   by はなゆうまやひと

   • 1

5. 5.0

   2024/03/13 23:01

   素晴らしい作品

   広告から飛んできましたが、おそらくこれらに似た現実は本当に日本で起きていた。戦争で犯罪に手を染めなければ生きていけなかった彼ら。誰が責めることができるでしょう。そして誰がもレビューで書いていましたが、悪者の医者と看守、房に入らなければならないのはこの二人です。安部譲二原作とあって、素晴らしい作品です。

   by torumako

   • 2

すべてのレビューを見る（129件）