確かに存在していた
戦時中の広島、といえば決して忘れられないあの出来事がありますが、この作品は、毎日をただひたすら丁寧に生きる一般人の素朴な物語です。
シンプルな絵柄で刺激的な描写がない分、余計に想像するところがありました。
この作品に出てくる人たちのように望まずして歴史を生きた人たちが、どれくらいいたでしょうか。
私たちが教科書で習った数ページの裏にたくさんの人たちの生活が確かにあったんだ、そう思えた作品でした。
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戦時中の広島、といえば決して忘れられないあの出来事がありますが、この作品は、毎日をただひたすら丁寧に生きる一般人の素朴な物語です。
シンプルな絵柄で刺激的な描写がない分、余計に想像するところがありました。
この作品に出てくる人たちのように望まずして歴史を生きた人たちが、どれくらいいたでしょうか。
私たちが教科書で習った数ページの裏にたくさんの人たちの生活が確かにあったんだ、そう思えた作品でした。
戦中の日常を丁寧に描いた作品。
暖かみのある作者の絵柄もあってか、「反戦」「平和」のような説教くささもなく、主人公の生活が淡々と描かれています。
淡々と描かれているからこそ「失っていくもの」にリアリティを感じ、切なくなります。
今の時代も「当たり前の日常」が明日あるとは限らない。今日という日が、あとから思えば大切な時間だった・・・と言うこともあるかもしれない。
「当たり前の日常を、後悔の無いように大切に生きる」という大きなテーマ、メッセージを感じました。
最終回 しあはせの手紙(21年1月)
みんな大変な時代に生きていたのに、心やさしい。
by てーいわさん
最終回 しあはせの手紙(21年1月)
素晴らしいお話でした。
by ストッキング怪獣さん
第44回 人待ちの街(21年1月)
これは、、
いつぞやの化け物ですかね。
素敵。
by ストッキング怪獣さん
5.0