5.0
読破後心に刻まれるような愛
高校入学したばかりの地味で真面目ながり勉主人公昭和漂うヒロインつばきが椿くんというイケメンで皆から人気者とのいさかいからクラスで孤立、しかも、椿君から思わせ振りなゲームを仕掛けられ、本気になったところをあっさり捨てられてしまいます。
それには理由があり、椿君を諦めたくないつばきは今までの自分とは考えられない行動にでて、椿君の心を掴んでいきます。
やがてお互いが、かけがえの無い存在にと、なるのは王道ストーリーなのですが、
そこに至るまでの出来事やアクシデント、絵のうまさや表現の細かさに作者の力量をガツンと感じます。
最後の方は距離を置くことになった二人に少し切ない展開になるのですが、再び取り戻していくことに、ためらいの無い信頼を観てとれ、感動しました。
邪道目線では、つばきと椿君はやれんのかやれないんのか?
椿君の試練はむくわれるのか?がもうひとつのサブテーマかなぁ?
- 9