5.0
1話1話がかなり重くて深い。。。犯罪少年少女たちの話ですが、へんに感情的に劇的に描かれることなく淡々と描かれているので、読みやすいですが、その分色々と考えさせられます。
「普通」に生きることができているということは、たまたま環境に恵まれてきたということなんだな、と。表面だけを見て断罪するだけでは、何もいい方向に向かわないんだな、と。そう実感するような、社会にとって意味のある作品です。
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1話1話がかなり重くて深い。。。犯罪少年少女たちの話ですが、へんに感情的に劇的に描かれることなく淡々と描かれているので、読みやすいですが、その分色々と考えさせられます。
「普通」に生きることができているということは、たまたま環境に恵まれてきたということなんだな、と。表面だけを見て断罪するだけでは、何もいい方向に向かわないんだな、と。そう実感するような、社会にとって意味のある作品です。
犯罪に手を染めてしまった少年少女
に共通してあることがわかるストーリー。
当人だけでなく周りを取り巻く環境が問題だったりすることを知れる
原作をいつか読みたいと思っていた作品で、漫画版もあると知り早速読んでみました。軽い気持ちで読み始めたつもりはなく、事前にそれなりの覚悟をもって表紙をめくったのですが想像以上に重い現実を突きつけられてしばらく放心状態になりました。世の中で起きている事を見る目が変わりました。
最近ついつい読んでしまってます。
いろいろな人がいて考えさせられます。
社会のいろいろな問題の奥には、子どもの頃のこうした背景もあるんだろうな、、、と考えこんでしまう昨日でした。
ケーキが切れてもあかん人もいっぱいいるけど。一見どんくさい子とか人の話聞かないやつのなかに知能がグレーな子が混ざってるんだろうね。原作読んだけど、なんとかこの子たちを納税者にしていこうというのが目標で良いんだよね。
軽度の知的障がいであるが故に、ほんのちょっとしたこと(当人にとってはちょっとしたことではない)で階段を転げ落ちるように取り返しのつかないことをしてしまう。障がいがあってもなくても、そんな心の隙は誰にでもあるのかもしれません。被害者本人やその家族からしたら、障がいがあるなし関係なく罪を償ってほしいと切に思います。
しかし本作を読むと、障がいが犯罪に至る原因の一つであるとすれば、周囲の理解やサポート、自分はここにいても良いんだという安心感が少しでもあれば、犯罪を抑止出来たかもしれないということ、やり直せる可能性が充分にあるということが伺えます。それはきっと、障がいなど関係なしに誰しもに言えるのではと思います。
18話まで読みました。教師に暴力をふるって少年院に収監された少女が出産を経て厚生するまでの過程が、淡々と綴られています。母となった少女の服をぎゅっと掴む娘、二人の晴れやかな未来を見てるまっすぐな目は、心を打ちます。犯罪は許されないことです。私達にできることは、理解しようとする気持ちと、ほんのちょっと誰かに優しくすることだと思います。そうしたら自分や誰かの未来は変わるかもしれないなと感じました。ありがとうございました。
子供は、生まれるところは選べません
子供が、育つ環境を変える事は困難です
親も子育てが得意とは限りません
障害も 発見されるかは、対応した人しだいです
人との関わりで、良くも悪くも人生が変わります
色々、考え 涙が出る作品です
自分の生い立ちを感謝 反省しつつ ひとに優しくできたらと思いました
犯罪ニュースをただ見るだけでなく、知るキッカケになりました
お勧めです
病名がつかない精神疾患や知的な問題は、わかってないだけで身近にたくさんあるんだろうなあ。医療につながる前に、犯罪につながるケースがあるのがつらい。
犯罪をおかしてしまう少年は、実は障害が隠されていたりするケースがとても多いっていう内容です。
そんなケースがいろいろ物語形式で紹介されています。
今、36話まで読んでいます。
楽しい話ではないけれど、あまり知ることのなかった話で、読んでよかったです。